今年から建築を学びはじめ、気付けば2006年の終わりを迎える。
振り返ると僅か数ヶ月の出来事ではあったが、今まで 歩んできた年月よりも、遥かに充実していたような気がする。 右も左も分からず、ただただ毎日建築について考えてきた。 様々な人、建築に影響を受け、そこから何かの手がかりを見い出し 毎日が手探り状態で、辛い時もあれば、幸せを感じる時も多々あった。 そして今、住宅設計の課題が始まった。1年の集大成とも言える。 現存する大久保にある土地に夫婦、子供2人のための住宅で かつ夫婦が画家であり、そのためのアトリエを併設するといことが 設計条件である。 都市に棲む意味、光や影、風、緑といった自然を感じる 物質、周辺環境との関係など考えればきりがない。 3つのプランを考えていて、今その内の1つを掘り下げている。 カタチは違えどもコンセプトはどれも同じだ。 最後の課題なので、自分のやりたいようにやりたい。 好きなだけ大胆かつ繊細に。voidによって空間の連続性を保ち、 自然と空に視線をおくりたくなるような住宅をつくりたい。 出来るだけ単純でシンプルな構成で 身体的なスケールや感覚そのものを錯乱させるような空間をつくりたい。
by en_plus
| 2006-12-13 02:42
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